SSブログ

ヘッドフォン新調&聴き比べ♪ [Music]

オリジナル曲中心のバンドをやってる関係で、レコーディング用やモニタ用のヘッドフォンは、それなりにこだわりを持って選んでいますが・・・


スタジオでレコーディングする時や自宅でミキシングする時に使っているのが、コレ。
SONYのMDR-CD900ST。過去最も長期間愛用しているヘッドフォンです。
「ワールド・スタンダード」と言っても過言でないほど、メジャーなモニタ用ヘッドフォンなので、レコーディングスタジオの映像などでも良く見かけます。
プラグ、ケーブル、イヤーパッドなど、各部の部品を交換できるのも、さすが業務用。
非常に原音に近い、かなり原音に忠実な音を出してくれます。
多様な再生環境で、多くの人がそれなりに聴ける音作りをする際に、フラットな「モニタ音」は必要な性能だと思います。
そういう意味で、音楽の作り手にとって、これは買って後悔しないヘッドフォンだと思います。
MDR-CD900ST.jpg

業界標準ヘッドフォン、一般のユーザーに静かなブームです。【在庫あり/即納可】SONY ソニー/MDR-CD900ST ※只今iPadやiPhoneに直接使えるステレオミニ変換プラグプレゼント中!





でもって、出先やモバイルで愛用しているのが、コレ。
SONYのMDR-EX600。
本当は、MDR-EX800STが欲しかったのですが、ちょっとお高めだったので、とりあえず”お試し”でMDR-EX600にしてみました。
VGP2012 Summer受賞のインナーイヤー型のモニタ用モデルで、こちらもかなりナチュラルでフラットな音がします。
これも、コードやプラグ部分は交換できます。
交換用イヤープラグもサイズが多く、プラグの空間をスポンジで埋めた消音タイプのものも同梱されていました。
ただ、ケースがデカすぎ。ケースに入れて携帯したのは最初のうちだけでした。(^^;
モニタ用のせいか、スマホに使えるようなボリュームやマイクは付いていません。
MDR-EX600.jpg

【3/11am9:59迄ポイント2倍】【Joshin webはネット通販1位(アフターサービスランキング)/日経ビジネス誌2012】MDR-EX600【税込】 ソニー ダイナミック密閉型カナルイヤホン SONY [MDREX600]【返品種別A】【送料無料】【after20130308】





そして今回購入したのが、コレ。
オーディオ・テクニカのATH-CKS1000。
VGP2013で金賞をとったモデルです。
外箱はこんな感じ。
ATH-CKS1000_OuterPackage.jpg

外箱を開けると、キッチキチに入った化粧箱が。
あまりにキチキチ過ぎて、外箱から出す時に傷だらけ。(ーー;
ATH-CKS1000_SecondPackage.jpg

そして、中身はこんな感じで入ってました。
フタがキチキチ過ぎて開けるのが結構大変でした。
ピッチっとした梱包もいいですが、ユーザが開けやすいことも大切では?と思いました。
ATH-CKS1000_InnerPackage.jpg

中身はこんな感じ。
大きめのドライバの本体と、普通の延長ケーブル、スマホ用のリモコン・マイク付きの延長ケーブル、それにコンパクトなケース。このサイズのケースなら常用できそうです。
4種類のサイズの交換用イヤープラグも付いてました。
ATH-CKS1000.jpg

【送料無料】【在庫あり】【16時までのご注文完了で当日出荷可能!】audio-technica ATH-CKS1000 インナーイヤーヘッドホン




このヘッドフォンには、初回限定盤の赤色のモデルもあります。
ただ、標準モデルに比べて、ちょっとお高め。(メーカ希望価格は同じですが)
限定品なので、そのうちに無くなるのかもしれませんね。
でも、目立ちたくなかったので(その必要もなかったので)、今回は普通のブラックにしました。





さて、外観などはこのくらいにして、VGP2013金賞の実力を体験してみようと、これまで愛用してきたヘッドフォンと聴き比べをしてみましたよ♪
※音の好き嫌いは個人の好みにもよるところが大きいと思います。以下、音の作り手側としての視点が大きくなっていると思います。以下はあくまでOhdonが個人的に感じた内容ですので、そのあたりを考慮しながら参考までにしてください。


聴き比べに使ったのは、Ohdonオリジナルの新曲。
今年の夏にライブでバンド演奏する予定のものです。
一昨日、歌詞が付きました。(^^;
この曲の原音(YouTubeの音でない)で聴き比べてみました。



この曲の制作中の多くの時間は、SONYのMDR-CD900STを使っていたので、これで聴いた最も原音に近い音をリファレンスとして聴き比べてみました。


■SONY MDR-EX600
改めて聴き比べると、かなりMDR-CD900STに近いナチュラルでフラットな音がします。
MDR-CD900STよりやや低音が作為的な感じがしなくもないですが、不自然に感じることもなく、素直に気持よく聴けます。インナーイヤー型とは言え「さすがモニタ用とうたっているだけはある」と思わせる音です。


■audio-technica ATH-CKS1000
さて、いよいよ今回の主役、VGP2013金賞の実力を体験!
第一印象・・・音の広がりとか空間の広がりがかなり素晴らしい♪ 
音場の奥行き感がかなり増します。リバーブなどの残響音の効果がはっきりと分かる音がします。音のスピード感とつぶつぶ感も向上している感じがします。
更に良く聴いてみると、低音と高音が原音より強く出ています。特にバスドラやベース、ハイハットやシンバルやタンバリンの音が、結構強く出てきます。
かと言って中音が出ていないわけでなく、ピアノやストリングスの音も出てきます・・・何と言うか、低音、中低音、中音、中高音、高音を部分的にエンハンスしているような音がします。音に凹凸をつけて、立体感を強調しているような、いわゆる「ドンシャリ系」に近い音です。これは聴き手の好みが大きく分かれると思います。
かなり気持ちのよいスピード感のある音がしますが、決してフラット&ナチュラルではないです。あくまで「楽しくリスニングするためのヘッドフォン」だと思います。
メリハリ感やスピード感のある音なので、ポップスやロックには向く(使いたい)と思いますが、クラシック系の曲にはどうでしょう・・・。
と言うことで、クラシック系の曲を何曲か聴いてみました。
フルオーケストラの曲は正直NGでした。少数の楽器が鳴っているときは奥行き感や空気感などが非常に素晴らしいのですが、サビの部分などで多くの楽器が重なると中低音が共鳴し、途端に音の解像度がダウン。音が「ごちゃごちゃ」っと潰れてしまう感じです。ちなみに、ピアノ曲は残響音や広がり感、音の切れが素晴らしく、相当綺麗に気持よく聴けました。

と言うことで、今回のATH-CKS1000は、当分の間はスマホ用に使おうと思います。
少なくとも、スマホに付属のヘッドホンとは比較にならないほど、相当良い音がします。


■Ohdonの聴き比べ結果のまとめ
MDR-CD900ST・MDR-EX600
  • やっぱりモニタ用。フラットでナチュラルな音。音作りする側として欲しい音。
  • ひたすら素直な音で、音にこれと言って特徴がないのが特徴。
  • スマホ向けの機能などはないが、各部のパーツが交換可能。
  • ATH-CKS1000
  • 奥行き感、つぶつぶ感、スピード感が素晴らしい。POPSやRockに向く。
  • クラシック系には向かない。ただし、ピアノ曲など小編成の曲は気持ちよく聴ける。
  • スマホ向けの機能が付いていて、日常の利用に向く。


  • と、ここまで何だかんだと書き連ねたところで、「そもそもモニタ用とリスニング用を比較してはいけなかったのでは?」などと思い始めました。最初から使用目的が違うヘッドフォンですからね。(^^;
    と言うことで、MDR-EX800STが欲しくなって来ました・・・。f(^皿^;




    nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
    共通テーマ:音楽

    nice! 1

    コメント 0

    トラックバック 0

    君と歩く未来春が来た♪ ブログトップ

    この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。